SSブログ

ヴィスコンティ 限定万年筆 「テンプル騎士団」 [万年筆]

ヴィスコンティ 限定万年筆 「テンプル騎士団」


筆記具、特に万年筆が好きだったりします。

書くことは勿論、インク吸入の古典的メカニズム、胴軸などに施された様々な装飾等、所有者にこの上ない満足感、高揚感を与えてくれます。

さて、中古ではありますが、また、希少な万年筆を手に入れました。

イタリアの万年筆メーカー「ヴィスコンティ」から312本が限定発売された「テンプル騎士団」です。


1E21FD20-C5B4-406E-B5DA-ECFC6622142E.jpeg

6EEE6829-D1EB-41AB-817C-D2EAA26A974B.jpeg

1232F022-F67C-4024-A792-D12FCE89C2D8.jpeg


「テンプル騎士団」というと、聖杯伝説や秘密結社など、映画や小説等では都市伝説的に扱われていますが、そもそもは聖地エルサレムの巡礼者の保護を目的として設立された、修道士騎士団です。

アイボリーの胴軸に施された銀細工の中央には騎士団の象徴ともいえる赤十字が描かれています。

騎士そのものを万年筆に落とし込んだデザインと言っても過言ではないでしょう。

また、ペン先は18金、ニブサイズは「M」で、滑らかな書き心地を約束してくれます。


9EDBA6B5-2569-425C-81C2-4134076B4B24.jpeg

843F9CF6-8E05-4A86-B9B3-DD58C246D6C7.jpeg


胴軸の裏側の銀細工の中央には、乗馬した騎士の肖像が刻まれています。

私の好きなフランス文学「ロランの歌」に登場する勇猛果敢な騎士、チュルバン大司教に思いを馳せたりします。


1FAE326D-84DA-4987-91A7-CD5CE66D0926.jpeg


左はイタリアの万年筆メーカー「モンテグラッパ」の代表作「ルクソール」です。

「ルクソール」は手持ちの万年筆の中では最も大きなサイズですが、「テンプル騎士団」もそれに負けず劣らず大柄なボディです。

但し、装飾はモンテグラッパには敵いませんが・・・

「ヴィスコンティ」の万年筆の購入は今回が初めてですが、良い万年筆を手に入れることができました。

nice!(5) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。