「愛しのモンテグラッパ」


筆記具、特に万年筆が好きです。

モンブラン、ペリカン等、結構なコレクションを有しています。

コレクションの中でも特に異彩を放っているのが、イタリアのモンテグラッパの超弩級の万年筆4本です。



(左から、「テルティオ・ミレニーオ」、「ルクソール」、「アフロディーテ」、「エターナルバード」)


先日、モンテグラッパのSNSに「アフロディーテ」のアップグレード版?と新作「インフェルノ」の画像が掲載されていました。




「アフロディーテ」に埋め込まれている赤い石はルビーでしょうか?

おそらく参考出品だと思いますが、少々華やか過ぎる感があります。

オリジナルの「アフロディーテ」の方が私は好きです。




モンテグラッパの新作「インフェルノ」です。

ダンテの神曲の地獄篇(インフェルノ)をデザイン上のモチーフにしています。




地獄篇で語られる地獄の各階層を銀細工で巧みに表現しています。




そして、最下層のコキュートス

万年筆の尻軸部分には、かつての光の大天使の成れの果て、神に戦いを挑み敗れ魔王となったルチフェル(ルシファー )が氷から上半身を出した姿で表現されています。


素晴らしいの一言に尽きます。

できれば、あと一本

生きているうちに、「ドラゴン」、「カオス」、そしてこの「インフェルノ」の中から一本を手に入れることが夢です。