「ダーツのバレル磨き」


かれこれ1年以上、ダーツに嵌っています。

ダーツの胴体に当たる部分、「バレル」と呼ばれるパーツがあります。

金属製のパーツで、安価なものでは真鍮製ですが、一般的にはタングステンを主原料とした合金です。

このバレルを長らく使い続けていると、皮脂で汚れてきたり、酸化で黒ずんできたりします。

ダーツメーカーからは、バレルの汚れを落とすためのクリーナーが市販されています。

クロス(布)、液体、ペースト状のものまで様々です。


ふと、思い付きました。

これって、シルバー磨きが流用できるのでは?

シルバー磨きにもクロス、液体、ペースト状のものがあるし、酸化を落とすという意味では目的は同じです。


まず、定番の磨き布「ハガティ」でバレルを磨いてみましたが、あまり綺麗にはなりません。

次に、ペースト状の「サンエーパール」を使ってみることにしました。




非常に粒子が細かく、シルバー製品の他、プラスチック等の樹脂にも使えます。

万年筆の胴軸やキャップを磨いたりする際に重宝しています。

ティッシュに少量を取り、バレルを丁寧に磨いていきます。




手前の一本は磨く前のもの、奥の二本がサンエーパールで磨いたものです。




三本とも磨いた状態です。

明らかにくすみが取れて、艶が出ているのが分かります。




別のバレルも磨いてみました。

手前の一本が磨く前のもの、奥の二本がサンエーパールで磨いたものです。




三本とも磨いた状態です。

効果的面です。

非常に粒子が細かいため、磨き過ぎて重量バランスが狂い、フライトに影響が出るようなこともありません。

サンエーパールの用途がまた一つ増えました。





サンエーパール 28g 時計風防用研磨剤 プラスチック研磨剤



  • 出版社/メーカー: 有限会社FIVE

  • メディア: Tools & Hardware