「ASP キー・ディフェンダー」



今回は防犯スプレーのお話
数年前に購入したアメリカのASP社のキー・ディフェンダーの紹介です。
ASP社は特殊警棒の分野では世界でもトップクラスのメーカーです。
そのASP社が小型警棒サイズの催涙スプレー「ディフェンダー」を発売していることはかなり前から知ってはいましたが、購入までは特に考えていませんでした。
しかし、凶悪犯罪は増加の一途で、自分の身は自分で守るという考えのもと、数年前に「ディフェンダー」を購入しました。
「ディフェンダー」には3種類のサイズがあり、小さい方から順に、「パーム・ディフェンダー」、「キー・ディフェンダー」、「ストリート・ディフェンダー」という商品名になっており、私が購入したのは中間サイズの「キー・ディフェンダー」になります。
「キー・ディフェンダー」は全長146mmの棒状のアルミ製で、中にはガス式のペッパースプレーのカートリッジが装着されています。
棒状のアルミ製の片側にはスプレー噴射用の小さな穴が開けられており、その反対側には真鍮製のトリガーが取り付けられており、そのトリガーを押し込むと、反対側の穴からペッパースプレーが噴射される仕組みになっています。
また、誤操作を防ぐため、トリガーとカートリッジの間にはプラスチック製のリングが挟まっており、そのリングをスライドさせないとトリガーを押すことができない仕組みになっています。
肝心のペッパースプレーはかなり強力で、皮膚、粘膜、目などに強烈な刺激を与え、相手の攻撃を不可能にします。
射程距離は約1.5mで、数回に分けて噴射することができます。
ただ、私の「キー・ディフェンダー」は購入から数年が経過しており、カートリッジの使用期限を過ぎているため、かなり効力が弱まっているかもしれません。
新しいカートリッジに交換する必要がありそうです。
ところで、この「ディフェンダー」は特殊警棒のように伸びたりはしませんが、「クボタン」の代わりとして使用することもできます。
「クボタン」とは、相手の急所等を突いたりする棒状の武具のことで、外国の警察機関等では「クボタン」を使用したトレーニングが取り入れられたりしています。
それにしても、この手のものは使う機会がないにこしたことはありません。
これからも使う機会がないことを切に願います。


通常の状態(ロックが架かっています。)


ロックを外した状態。この状態で真鍮製のトリガーを押すと、反対側の穴からペッパーガスが噴射されます。


別売りで「デタッチャブル・キーリングホルダー」というものが販売されています。


トリガーの穴にデタッチャブル・キーリングホルダーを取り付けます。
このデタッチャブル・キーリングホルダー取り付けた状態でも使用可能です。


ASP ミニバトン キーディフェンダー OC ブラック(つや消し) 催涙ガス付 [5157]

  • 出版社/メーカー: ASP 販売元サンプロネットショップ
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