労せずして良いものが手に入る

「労せずして良いものが手に入る」

仕事の関係で、週に１回、８０ｋｍほど離れた県南の市へ出張します。
毎回というわけではありませんが、距離など一定の要件を満たしていれば、会社から高速道路代が事前に支給されます。

先週の木曜日に出張先から職場に戻る際に高速道路を利用し、料金所で高速道路代１，５５０円を支払おうとして、経理担当者から事前に渡されていた銀行の封筒に入った高速道路代を取り出すと、千円札が１枚、５０円硬貨が１枚、そして、通常の５００円硬貨とは明らかに模様や色合いが違う見慣れない硬貨が出てきました。



何だ、これは、偽造硬貨か？
やばい。
トラブルになるといけないので、とりあえず、自分の財布から５００円出して支払っておこう。

料金所を通過後、車を停めて、先程の偽造硬貨らしきものをよく観察すると、どうも額面５００円の記念硬貨のようである。
「日本国・御在位２０年・５００円・平成２１年」と刻印されている。
なるほど、天皇陛下の御在位２０年の記念硬貨か。



偽造硬貨ではなかったんだと一安心して自分の財布に入れました。

そして、今日
先日の５００円硬貨が気になり、インターネットで調べると、楽天の商品ページにヒットしました。
何と、１，０００円で販売されている。！！
やったー。
早速、財布から取りだし、ビニール袋に入れて大事に保管しました。
「労せずして良いものが手に入る」
こういうこともあるんですね。　（終）