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モンブラン 作家シリーズ (MONTBLANC WRITERS EDITION) [万年筆]

モンブラン 作家シリーズ (MONTBLANC WRITERS EDITION)

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モンブラン 作家シリーズ 「アガサ・クリスティ」

モンブランは、1908年にドイツで創業した筆記具メーカーである。
1924年から発売を開始した万年筆「マイスターシュティック」は、モンブランの代表作として現在も高い人気を誇っており、そのハイエンドモデルである「149」は、あらゆる万年筆の代表的な存在として、あまりにも有名である。
近年、リシュモングループに買収されてからは、時計、ジュエリー等のアクセサリーに重点を置くようになったため、万年筆の質の低下を懸念する声が一部にある。

1992年、モンブランは、万年筆の二つの特別限定シリーズの第一弾を発表する。
一つは、歴史的な文化・芸術の擁護・推進者に捧げるパトロンシリーズで、ルネサンス期に多くの芸術家を支援した「ロレンツォ・デ・メディチ」をモチーフにした万年筆である。
もう一つは、世界文学に寄与した偉大な作家にオマージュを捧げる作家シリーズで、20世紀を代表する偉大な作家「アーネスト・ヘミングウェイ」をモチーフにした万年筆である。
モンブランは、現在まで毎年、この二つの特別限定シリーズの万年筆を発表し、万年筆愛好家の垂涎の的になっている。
(厳密に言うと、作家シリーズは万年筆だけでなく、シャープペンシル、ボールペンも販売されている。)

万年筆は若い頃から興味があり、モンブランが作家シリーズを販売していることは当初から知ってはいたが、当時、1本が8万円以上もする高額な万年筆を買うような余裕はなかった。
2003年、万年筆がブームになり始めた頃、初めて買った高額な万年筆が写真のモンブランの作家シリーズ「アガサ・クリスティ」である。
この「アガサ・クリスティ」は1993年に発売された限定モデルなので、発売から10年が経過していたため、既に店頭在庫等はなく、インターネットオークションを通じて購入した。
元々、海外文学が好きなので、以後、モンブランの作家シリーズを買い求めるようになり、僕の万年筆コレクションの中核を成している。
次回から、手持ちの作家シリーズ10本を毎回1本ずつ紹介していきます。

これまでに発売されている作家シリーズ(下線はコレクション)
1992年 ヘミングウェイ       
1993年 アガサ・クリスティ
1994年 オスカー・ワイルド
1995年 ボルテール
1996年 アレキサンドル・デュマ 
1997年 ドストエフスキー
1998年 エドガー・アラン・ポー
1999年 マルセル・プルースト
2000年 シラー
2001年 チャールズ・ディケンズ
2002年 F・スコット・フィッツジェラルド
2003年 ジュール・ヴェルヌ
2004年 フランツ・カフカ ※このブログの後に購入
2005年 セルバンテス
2006年 バージニア・ウルフ
2007年 ウィリアム・フォークナー
2008年 ジョージ・バーナード・ショー
2009年 トーマス・マン
2010年 マーク・トゥエイン
2011年 カルロ・コッローディ
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