SSブログ

モンブラン 作家シリーズ 「ジョージ・バーナード・ショー」 [万年筆]

モンブラン 作家シリーズ 「ジョージ・バーナード・ショー」
(MONTBLANC WRITERS EDITION 「George Bernard Shaw」)

009.JPG

世界で最も有名な万年筆のブランド「モンブラン」は、歴史上の偉大な作家へのオマージュとして、毎年、一人の作家を採り上げ、その作家や作品に因んだ万年筆「作家シリーズ」を限定発売しています。
http://www.montblanc.com/ja-jp/discover/limited-editions/writers-editions.html
1992年に発売された第1弾「ヘミングウェイ」から2014年発売の最新作「ダニエル・デフォー」まで、実に21本の偉大な作家の名前を冠した万年筆がラインアップしています。
(万年筆以外にもローラーボール、メカニカルペンシルがあります。)

人気シリーズのため、過去に発売されたモデルは全て完売しており、第1弾の「ヘミングウェイ」は確か当時の定価は8万円台だったと記憶していますが、一時期は中古市場ではコンディションの良い物が50万円前後で取り引きされていたことがありました。
現在は多少相場は下がっていますが、それでも中程度のコンディションの「ヘミングウェイ」は最低でも20万円前後で取り引きされているようです。
「ヘミングウェイ」はいつかは手に入れたい憧れの万年筆ですが、これは一番最後の楽しみとして残しておくことにします。

DSC_0530.JPG
http://nash-bridges.blog.so-net.ne.jp/2013-04-10

これまで、私がコレクションしている作家シリーズの万年筆は上の12本でしたが、今回、新たな1本が加わりました。
2008年に発売された第16弾「ジョージ・バーナード・ショー」です。
当然、完売モデルなので、専門店での中古での購入でしたが、コンディションは未使用あるいは未使用に近い素晴らしい状態です。
「ジョージ・バーナード・ショー」は人気モデルのため、購入価格は発売当時の定価とほとんど変わりませんでした。(笑)

ジョージ・バーナード・ショーはアイルランドを代表する作家で、代表作「ピグマリオン」等の功績を称えられ、1925年にノーベル文学賞を受賞しています。
「ピグマリオン」という名前は知らなくても、ミュージカルやオードリー・ヘップバーン出演で映画化された「マイ・フェア・レディ」の原作と言えば、ある程度の年代の方は御存知ではないでしょうか。
ロンドンの下町の花売り娘イライザが言語学者のレッスンで次第に華麗なレディに変わっていくというストーリーです。
昔、中学生の頃にテレビ放送で映画「マイ・フェア・レディ」を観た記憶があります。
これまでにコレクションした作家シリーズの作家の代表作は読んだことがあるのですが、「ピグマリオン」だけはこれまで読んだことがなかったので、これを機会に原作を読んでみようかなと思っています。
それでは、モンブランの作家シリーズ第16弾「ジョージ・バーナード・ショー」の紹介です。

001.JPG
003.JPG
007.JPG
外箱、説明書兼国際保証書の全てが揃った完品です。

004.JPG
005.JPG
万年筆が収納されているブック型ケースです。
カラーリングこそ違いますが、第一弾の「ヘミングウェイ」からこのブック型ケースに万年筆が収納されています。

018.JPG
019.JPG
ブック型ケースの蓋を開けると、「ジョージ・バーナード・ショー」が姿を現します。
万年筆単体では16,000本、ローラーボールとメカニカルペンシルとのセットで4,000本が販売されているため、万年筆は計20,000本が販売されています。
限定モデルとはいえ、かなりの本数が生産されています。

009.JPG
010.JPG
キャップを嵌めた状態の全長は約14.2cmです。
重さは量っていませんが、プラチナ等の金属が多用されているため、手に持つとずっしりとした重みがあります。
過去のモデルと同様、キャップのクリップ脇には作家のサインが刻まれています。

011.JPG
012.JPG
ボディはマーブル状のダークグリーンのプレシャスレジンとプラチナ製のリングの組み合わせで、尻軸から首軸、キャップにかけて段々とその間隔が変化していきます。
これは、「ピグマリオン」の主人公イライザが下町の花売り娘から華麗なレディに変わっていく様を表現したものです。
このあたりのセンスの良さが、この万年筆の人気の高い理由の一つだと思います。

017.JPG
015.JPG
ペン先はロジウムプレートされた18金で、花売り娘のイライザを象徴するものとして、一面に花の模様が刻まれています。
その美しさは特筆もので、これもこの万年筆の人気が高い理由の一つだと思います。
今回購入した万年筆のペン先のサイズは「F」(細字)です。

これで、作家シリーズのコレクションは13本になりました。
私の好きな数字です。(笑) → http://nash-bridges.blog.so-net.ne.jp/2015-03-04
現時点で、作家シリーズを全てコレクションするには残り8本です。
1年に最低でも1本は購入しないと差が縮まりません。(笑)
できれば年内にあと1本は購入したいのですが、近年の作家シリーズは作家名やその作品名は知っていても、作品を読んだことがないものがほとんどです。
とりあえずは万年筆のデザイン優先で購入したいと考えています。

scott-fitzgerald.png
第10弾「F・スコット・フィッツジェラルド」(代表作「華麗なるギャツビー」)

collodi-product.png
第18弾「カルロ・コッローディ」(代表作「ピノッキオの冒険」)

上の2本あたりが有力候補といったところでしょうか。
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。