浅き眠りの夢 [その他]
「浅き眠りの夢」
発端は困難な業務によるストレスだったろうか
彼此10年以上、毎日3時間前後の睡眠が続いている
それでも朝の目覚めは良く、睡眠不足による身体の不具合もない
それに睡眠に時間を費やすことは好きではない
人生の1/3を睡眠に費やすなど勿体ない
だから治すつもりもない
この数ヶ月は夢に悩まされ、睡眠は毎日2時間を切っている
眠りにつくとすぐに夢を見るが、良い夢は一つもない
人や時間に追われる夢、迷路に入り込む夢、高所から足を踏み外す夢・・・
眠りは浅く、夢の中でそれが夢であることを理解している
だから夢の内容を多少なりともコントロールすることができる
それでも嫌な展開になると、自ら夢から抜け出すことができる
そして一度目覚めると二度寝することはない
睡眠時間は1時間足らずの日もあるが、特に身体に不具合はない
つくづく頑丈な身体、強靭な精神力と感心する
夢の隅々まで覚えている
過去の出来事とは少し異なる状況
現実とは微妙に異なる街並み
全く知らない者が側で語りかける
夢はストレス解消のための脳機能の一つと聞いたことがある
それともオカルト風に言えば、異次元、パラレルワールドを覗いているのだろうか
夢には何か意味があるように思えて仕方がない
目覚めた後、夢を解読しようと試みるが、当然ながら答えは出ない
やがてこの身が滅し、虚無に包まれた時に何か分かるのかもしれない
そんな妄想が頭の中をよぎる
この世の森羅万象、何一つ分からずに生を終えることは案外幸せなことなのかもしれない
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