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資格を得るにはお金も必要 [仕事]

「資格を得るにはお金も必要」


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今年の宅地建物取引士の試験に合格しました。

「宅地建物取引士試験合格者」と名乗ることはできますが、「宅地建物取引士」と名乗ることはできません。

「宅地建物取引士」と名乗るためには、都道府県に登録申請をする必要があります。

しかし、都道府県に登録申請するためには、不動産業界での2年以上の実務経験が必要です。

それでは、私のような異業種に従事している者が登録するためにはどうしたらよいか?

国が指定した事業者が実施する「登録実務講習」を2日連続で受講し、2日目の修了試験に合格すれば、登録申請をすることができます。


年末から来春に掛けて、全国各地で「登録実務講習」が開催されます。

業者によって受講料に差があり、概ね1万8千円から2万2千円の間、2万円程度が平均的な価格です。

合格発表日前から募集している業者の中には「早割」を設定し、受講料を1万円台前半から段階的に価格設定しているケースもあります。

私は自己採点で合格を確信していたので、合格発表の数時間前に早割を設定している業者に受講を申し込みました。

受講料は1万2千円、受講日は1月中旬の土・日曜日です。

合格発表後は受講料の安いものから順に申し込みが殺到し、予約が終了していきました。

合格発表前に申し込んで正解でした。


さて、「登録実務講習」を受講後に都道府県に申請して登録がされたら、次は免許証の交付申請、そしてようやく免許証が交付されます。

なかなか手続きが面倒だし、かなりの費用が掛かります。

大雑把ですが、受験勉強から免許証を手にするまでに必要な費用を計算してみました。


テキスト代(3冊・独学) 約1万1千円

受験料(2回) 約1万7千円

登録実務講習受講料 1万2千円

登録申請料 3万7千円

免許証交付申請料 約5千円

雑費(写真代、住民票等) 約3千円

合計 約8万5千円


結構な費用です。

予備校に通ったり、登録実務講習が相場の2万円前後だったりしたら、10万円を軽く超えてしまうことでしょう。

そのため、登録しない合格者も多いようです。

当面は宅建業に携わる予定はありませんが、私は登録と免許証の交付まで済ませる予定です。

合格日から1年を過ぎて免許証の交付申請をする場合、さらに法定講習(受講料16,500円)を受ける必要があるからです。

本当に面倒くさい。(笑)


行政書士、社会保険労務士等、他の資格も登録等に費用が掛かるのでしょうか。

気になったので調べてみました。

行政書士、社会保険労務士ともに、登録費用の他に、協会への入会料や年会費が加わり、30万円前後の費用が掛かるようです。

また、登録の翌年以降も年会費等で数万円から十数万円の費用が必要です。

行政書士は登録に必要な条件を満たしており、退職後に登録を考えていたのですが、こんなに費用が掛かるのでは登録すべきか考えてしまいます。

また、来年は社会保険労務士の試験を受ける予定でいるのですが、果たして受験する意味があるのか、ちょっと考えてしまいます。 


そのような話しを妻にしていたら、妻曰く「そういった協会は役人の天下り先だからお金もいるし、金儲けも上手いのよ」との一言

案外、そのとおりかもしれないと、妙に納得してしまいました。(笑)

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