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裏ブログ 022 「遺産相続問題」 [裏ブログ]

裏ブログ 022 「遺産相続問題」

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昨年11月
生涯独身だった叔母が亡くなりました。
小さい頃はよく可愛がってもらいましたが、成人後、特にこの十年程は疎遠にしていました。
それに加え、時折、身内から伝え聞く私の性格が色々お気に召さなかったようで、近年は私のことを嫌っていたようです。

私は自分の考えには絶対の自信を持っています。
別に、妻子や親兄弟が私の考えや意見に従ったりする必要はありませんが、耳を傾けることさえしようとしない者、誤りを正そうとしない者は二度と相手にしません。
特に身内であれば尚更です。
私のそういう厳しい一面を私に近い身内から伝え聞いたのでしょう。
別に親戚からどう思われようが構いませんが、叔母は私のことを嫌っていたそうです。

叔母の死後、叔母の財産の状況が明らかになってきました。
別に遺産などは興味がありません。
むしろ迷惑、トラブルの元です。
ただ、外から見る限り、自営業だった叔母の商売は順調で、資産が負債を上回っているものとばかり思っていました。
しかし、実態はその逆で、負債が資産を上回っていたのです。
原因は色々ありますが、自分の言うことを何でも聞いてくれる身内、甘言を囁く身内を側に置き、自分に意見をする身内を遠ざけてしまったのが一番の原因です。
私以外にも親戚に知恵者はいるのに、何で一言相談しなかったのでしょう。
今となっては非常に悔やまれます。
また、これまで叔母の側にいた身内に対して強い憤りを感じます。

私の父は既に亡くなっているため、代襲相続により私も相続人の一人になりました。
負債超過のため相続放棄をする必要がありますが、その手続等で奔走したのは私を含む数名の従兄姉です。
当初は自分に降りかかった火の粉だけを払うつもりでしたが、結局、故人から嫌われていた私も相続人全員の相続放棄の手続きを手伝う羽目になりました。
まあ、仕方がありません。
案外、こういうものです。
頼りになる人間というのは元々決まっているのです。

家裁に相続放棄の申述書を提出し、家裁から相続放棄の意志の確認書が届きました。
この確認書に署名押印すれば、相続放棄の手続きは全て終了です。
実はこれまでには色々なことがあり、相続放棄への道筋は一筋縄ではありませんでした。
行方不明の数名の親戚、一部の者しか存在を知らなかった親戚、それらを探すのは並大抵のことではありませんでした。
また、親戚にも色々な考えの者がいます。
大切なことは相続人全員の保護です。
相続人に負債を背負わせるわけにはいけません。
叔母の店の営業を続けたいなど、相続人でもない一部の身勝手な親戚のエゴは通用しません。

この3ヶ月あまり、心身ともに疲れました。
それもどうにか終わろうとしています。
まだ、一部で燻っている部分がありますが、再び炎が上がれば今度は私自らが動く予定です。
一線を越えたり、受忍の限度を越えれば、私の情は忽ちのうちに消え失せ、たとえ親戚であろうと容赦はしません。
そうならないことを切に願っています。

この件が無事に終了したら、息抜きでどこかへ旅にでも出ようかと考えています。(笑)
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