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フラッシュライト(SUREFIRE・シュアファイア) [フラッシュライト]

今回はSUREFIRE(シュアファイア)社のフラッシュライトの紹介

フラッシュライトとは懐中電灯のことである。
しかし、今回紹介するアメリカのSUREFIRE社のフラッシュライトは、普通の懐中電灯のように夜道で足元を優しく照らしてくれるような類のものではない。
「操作が容易で頑丈で対象者を傷つけることなくかつ行動を効果的に抑止できるもの」
つまり、強烈な光で対象者を一時的に盲目にすることができるライトなのである。

SUREFIRE社の前身であるレーザープロダクツ社は、銃器に取り付けるレーザーサイトを製造、販売していた会社である。
(レーザーサイトとは、ターゲットを捕捉するため、ピストルやライフルに取り付けられた赤いレーザー光線を照射する装置のことである。)
アメリカの軍部、警察等にレーザーサイトを納入していた関係から、軍人や警察官等から実際の現場の状況を聞き、彼らが暗闇での任務遂行に不安を持っていたことから、銃器に取り付けるフラッシュライトを開発した。
このフラッシュライトは強烈な光で対象者を一時的に盲目にし、方向感覚を喪失させるのにも十分な能力を持っていたことから、軍部や多くの警察等にフラッシュライトが配備されることになり、製品名であるSUREFIREの名は世界中に広がり、その後、レーザープロダクツ社は社名をSUREFIREに改めた。

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写真は、SUREFIRE社の「E2DエグゼクティブディフェンダーLED」である。
全長は137mm、重量は105gと非常にスリムかつ軽量なフラッシュライトである
最大照射力は200ルーメンで、スイッチ操作により5ルーメンに切り替えることも可能である。
200ルーメン時の連続照射時間は114分、5ルーメン時の連続照射時間は76時間となっている。
ボディは軽量アルミ鋼材で、耐摩・耐腐食性に優れたハードアナダイズドメッキと呼ばれる表面処理が施されている。
ルーメン(光束)という単位は分かりにくいと思うが、100ルーメンでもフラッシュライトとしてはかなり明るいほうである。
200ルーメンにもなると、あまりの眩しさのため、対象者が攻撃を仕掛けてくることはまず不可能である。
仮に、対象者が攻撃を仕掛けてきても、両端のストライクベゼル(波状の突起)で防御、あるいは反撃することが可能である。
「筆記具の変わり種」というタイトルのブログで、S&Wのタクティカル・ペンを紹介したが、このフラッシュライトのほうがより防犯効果は高い。
以前から、SUREFIRE社のフラッシュライトは気にはなっていたが、東日本大震災を機に、防犯あるいは災害時の備えとして、発売されて間もないこのフラッシュライトを2011年3月に購入した。
国内での正規価格は33,075円であるが、並行輸入されたものであれば、正規価格の半額程度で購入することが可能である。
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