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ファーバー・カステル パーフェクトペンシル [筆記具(万年筆以外)]

「ファーバー・カステル パーフェクトペンシル」

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ファーバーカステルは、1761年にドイツで創業した筆記具メーカーで、鉛筆の製造からスタートし、1851年に発表した鉛筆の長さ・太さ・硬度が、現在の鉛筆の世界基準になっています。
近年は高級素材を用いた万年筆等、高級筆記具メーカーとして有名です。

このファーバー・カステルの筆記具で最も欲しかったのが、今回紹介する「パーフェクトペンシル」です。

鉛筆で文字を書く場合、筆記の他に、文字を消す、鉛筆を削るといった行為が必要になります。
この「パーフェクトペンシル」は、その名のとおり、消しゴム、鉛筆削りといった鉛筆に必要な機能を全て備えた、まさしく完璧な鉛筆です。
通常の消しゴム付き鉛筆のように尻軸に脱着式の消しゴムが取り付けられています。
シャープナー(鉛筆削り)はキャップを兼ねたエクステンダー(補助軸)内に収納されています。
なお、エクステンダーはクリップを備えているため、携帯にも優れています。

パーフェクトペンシルには、純銀製の「スターリングシルバー」、真鍮をプラチナでコーティングした「プラチナコーティング」があります。
このパーフェクトペンシルの「スターリングシルバー」の定価は47,250円、「プラチナコーティング」の定価は26,250円です。
世界で最も有名な鉛筆は値段も高価です。
鉛筆の域を越え、もはや高級筆記具です。

ファーバー・カステルから販売されている「UFOパーフェクトペンシル」という比較的安価なエクステンダー付きの鉛筆は以前から数本持っていましたが、パーフェクトペンシルの「スターリングシルバー」と「プラチナコーティング」はあまりに高価なため、これまで購入に躊躇していました。
しかし、今回、「プラチナコーティング」を購入し、実物をいざ手にしてみると、そのデザイン、機能、質感の高さに、値段相応の価値が十分にあることが分かります。
雑誌やインターネット等でのレビューでは、エクステンダーが重いため、筆記時の重量バランスが悪いという評価を目にします。
鉛筆を握る位置にもよると思いますが、私の場合、そこまでは気になりません。
「弘法、筆を選ばず」といったところでしょうか。(笑)

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全体

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エクステンダー部

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鉛筆部

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短軸の鉛筆が1本付いています。
鉛筆はブラウンとブラックの2色があり、購入時に選択できます。
替えの鉛筆5本セットの定価は6,825円で、1本当たりの値段は1,365円になります。

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エクステンダーにはシャープナーが内蔵されています。
刃の切れ味が悪くなったら交換する必要がありますが、交換用のシャープナーの値段は6,825円です。

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鉛筆の尻軸には脱着式の消しゴムと、消しゴムの上に被せるキャップが付きます。
替えの消しゴムは4個セットで1,680円、1個当たりの値段は420円です。
たかが小さな消しゴムですが、凄すぎます。
キャップも別売りされており、なんと1個6,300円です。
小さなパーツなので、無くしたら大変です。
消しゴムを使うのにもかなり神経を使いそうです。

でも、本当に良い鉛筆、筆記具です。
次は、手入れが大変ですが、是非、「スターリングシルバー」を購入したいものです。

ファーバー・カステルに興味のある方は過去のブログも御覧ください。
http://nash-bridges.blog.so-net.ne.jp/2012-03-08
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