裏ブログ039 「甘えと過保護がもたらした結果」

裏ブログ039 「甘えと過保護がもたらした結果」

世の中には、一生、人に迷惑を掛け続ける人間がいる。
そんな人間は身内にもいる。

数年前、身内が母親に重量物を持たせて大腿骨を骨折させた時、その身内と母親の縁を切らせるべきだった。
その母親は、先月、高血圧と脂質異常が原因であろう脳梗塞を発症し、半身麻痺と言語障害のリハビリのため、現在も入院中である。
その高血圧と脂質異常の原因は、おそらく、別居している身内が仕事帰りに持ち帰り用として、母親に毎晩作らせていた揚げ物などの脂っこい食事の残りを食べ続けていたためだろう。

毎夕、身内は仕事帰りに母親に電話を掛けて、持ち帰りの夕食の催促、会社での愚痴などを聞かせ、何も話すことがないと母親から促されて電話を切るまでストーカーのように無言という情けなさ。
私は、「電話に出るな」、「食事を作るな」、「脂っこいものを食べるな」と母親に散々忠告し、その度に母親と口論になっていたが、結局、このような結果となってしまった。

この身内は、母親が作った夕食が食べれなくなって痩せたなどと平然と周囲に話しているようだ。
こちらは、入院、転院の手続き、高額医療費の減免の手続き、入院費の工面、支払いなどで奔走しているのに、全く気にする気配もない。
また、容態は安定しているのに、母親や病院関係者から疎まれほど病室に居座っている。

退院の目処は立っていないが、これまで散々母親から面倒を見てもらった分、今後は会社を辞めて一生涯を掛けて母親の看護をしてくれることだろう。