大型二輪免許取得(少しだけ事故のことについて) [バイク]
「大型二輪免許取得(少しだけ事故のことについて)」
3月上旬に自動車学校で普通二輪教習を卒業し、免許センターで免許併記手続きを済ませ、今度は大型二輪免許取得のため、再び自動車学校に入校しました。
普通二輪で教習内容やコースを覚えているうちに、大型二輪の教習を受けたほうがスムーズに卒業できるはずです。
また、お世辞になった指導員からも大型二輪は問題なく取れるでしょうと言われたことが入校を後押ししました。
家族には普通二輪に入校した1週間後にはバレていました。
しばらく絶縁状態でしたが、諦めたようです。
元々、大型バイクの免許を取りたいと言っていたので、教習が長く続いている程度にしか思っていません。
絶対にバイクを買わないことを条件に何とか許してもらいました。
大型二輪教習ですが、これまた女性の教習生が多い。
普通二輪と同様、3割ほどが女性でしょうか。
ハンドルにやっと手の届く方、センタースタンドを立てられない方、クランクやS字で倒してしまう方など、一発試験では事前審査にさえ通らないような方もかなりいますが、時間とお金に余裕があれば最後はどうにかなるのでしょう。
皆さん、無事に卒業されているようです。
あと、女性に言えるのは運転が丁寧なこと。
卒業検定を受けている女性はスピードがゆっくりで、運転が丁寧です。
私の知る限り、二輪車の事故で女性ライダーが被害に遭ったニュースは見聞きしたことがありません。
この辺りは男性ライダーより女性ライダーの優れているところでしょう。
肝心の私といえば、やはりバイクが重たい。
CB400からCB750に変わり、車重は240kg以上です。
センタースタンドのバーに立って全体重を乗せると何とかスタンドを立てることができます。
押し歩きもかなり重たい。
普通二輪以上に息切れが激しかったのですが、何とか乗り越えることができました。
今以上に間質性肺炎の症状が進んでいたら、教習を続けることは難しかったかもしれません。
教習自体は比較的順調でした。
苦手だった一本橋もバイクが変わったことにより、ホイールベースが長くなり、重心も下がったことで、ほとんど失敗しなくなりました。
問題は波状路です。
アクセルとクラッチのタイミングがなかなか掴めずにバイクの動きがギクシャクしてしまい、その揺れを身体で上手く吸収できずに脱輪したり、途中でシートに座ってしまう等、最初の1、2時間は失敗の連続でした。
何度も何度もチャレンジして、アクセルとクラッチのタイミングを掴み、揺れを吸収しやすい姿勢を確かめていくしかありませんでした。
第一段階のみきわめまでにはどうにか克服することができました。
技能12時間の規定時間をオーバーすることなく教習が修了し、いよいよ卒業検定の日を迎えました。
順調にコースを進んで行き、最後の一本橋です。
教習中は脱輪したことはほとんどありません。
スムーズに狭路台に乗り上げ、バイクはブレずに真っ直ぐ進んで行きます。
バランスを取ることもなく進んでいたら、半分を過ぎたあたりでほぼ前輪と後輪が同時に左に脱輪してしまいました。
真正面だけを見て進んでいましたが、徐々にバイクが左の方にずれていたことに全く気付いていませんでした。
ゴールを目前に即検定中止です。
普通二輪の1回目の卒業検定と同じパターンです。
悪癖が再び出てしまいました。
気を取り直して、後日1時間の補習を受け、再び卒業検定にチャレンジです。
波状路の最後のほうで若干バランスを崩したものの何とかクリア、得意の急制動とスラロームは難なくクリア、いよいよ最後の一本橋です。
乗り上げた直後から結構バランスを崩しました。
ハンドルで細かくバランスを取っていましたが、なかなか挙動が安定しません。
脱輪するよりはマシかと思い、アクセルを開け気味にして早めに通過しました。
おそらく7秒前後でしょうか。
合格は大丈夫だとは思いますが、波状路の最後で若干バランスを崩したのも気になります。
それ以外は完璧といって言いほど自信があります。
結果は・・・
無事、合格でした。
予定では2週間以内で卒業するはずでしたが、教習の予約が多かったり、雨の日が多かったりで、3月中旬に入校し4月上旬に卒業したので、3週間少々掛かってしまいました。
それでも他の教習生よりはかなり早い方でした。
サービスチケットが2時間分あったので、補習1時間は無料になったため、追加費用は1回分の卒業検定5,500円で済みました。
後日、免許センターで再び免許併記の手続きを行いました。
これで排気量に関係なく好きなバイクに乗ることができます。
当分、家族との約束でバイクは買えませんが、最近はレンタルのバイクもあるし、あと何年かすると退職金も出るので、そのうち買える日が来るかもしれません。
昨年8月から、普通車、普通二輪、大型二輪の免許取得のため、かなりの時間と費用を注ぎ込みました。
家族や職場には大変感謝しています。
今回、長い期間、自動車学校に通い、交通法規や正しい安全確認等、あらためて一から勉強することになり、自分の運転を見つめ直す良い機会になりました。
スカイラインなんかに乗っているので、さぞ横暴な運転や交通違反をしているのだろうと思われる方がいるかもしれません。
しかし、取消される前は長らくゴールド免許で、クローズ以外ではスピード違反はしない、一時停止や信号は絶対に守る、歩行者のいる横断歩道では必ず止まる等、そこら辺を走っているドライバー以上に交通ルールを守って運転していました。
それでも事故の当事者になってしまいました。
いずれ、交通事故の詳細について書くことがあるかもしれませんが、避けることができない事故というのも少なからず存在します。
自分は交通ルールを守っていたとしても、相手方は必ずしもそうでない場合があります。
そのような場合、相手方を守ろうとして事故を避けたとしても、そのために自分自身が犠牲になってしまう可能性もあります。
私は自分自身が犠牲になる可能性は選択できませんでした。
事故がどのような状況であったとしても、過失がゼロということはありません。
過失が少しでもあれば、免許の取消しや停止といった行政処分が必ず下されます。
事故は、いつ、どのようにして起こるか分かりません。
皆さんもくれぐれも事故にだけは遭わないようにしてください。
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