退院勧告と介護保険の認定申請

「退院勧告と介護保険の認定申請」

５月上旬に母親が脳梗塞で入院
２週間ほどで回復期病院へ転院
転院から３ヶ月近く経った８月上旬、病院から介護保険の認定申請と退院時期について説明があった。
病院側の説明は穏やかで丁寧ではあるが、出来るだけ早く退院してほしいという姿勢が透けて見える。
実質上の退院勧告
病院側も大変だと思うが、この手の話し合いは非常に重たい。

母親はほぼ寝たきりの状態。
食事、排泄、移動、全ての行動に介助が必要。
母親は娘家族との同居を希望しているようだが、妹は施設への入所を希望。
母親には申し訳ないが、私も施設入所は仕方なしという考えではあるが、退院後すぐに施設に入所できるわけではない。
今回の原因の一端であり、入院費用の心配をするでもなく、表舞台には一切顔を出さず、痴呆が出始めた母親に未だに人生相談なぞしている身内が引き取るべきと主張する私と身内に責任はないと反論する妹、話し合いは進まない。
母親の衣類の洗濯等、妹も入院中の母親の面倒は看ているが、退院に向けた話し合いや手続き等は全て長男である私任せ。
兄弟姉妹ほど当てにならないものはない。

結局、１ヶ月から２ヶ月以内には退院してほしいという病院からの説明後、その日のうちに介護保険の申請だけは済ませた。
介護保険の認定結果でサービス内容も変わってくるので、その結果を待つしかない。
最近は見舞いは週に一度のペースだが、見舞いに行く度に気が重い。
ストレスは溜まる一方である。