頻脈とハンマーブーツと私 [その他]
「頻脈とハンマーブーツと私」
趣味というか、習慣の一つに成分献血があります。
以前は2週間置きに成分献血をしていましたが、近年はヘモグロビンの値が低く、事前の血液検査で基準を満たさずに献血を断わられてしまうことがあります。
3週間置きであれば、どうにかヘモグロビンの値が回復しているようなので、最近は専ら3週間置きに成分献血をしています。
今週月曜日
3週間振りに成分献血をしようとしたのですが、医師の問診の際に行われる血圧と脈拍の検査で脈拍が101回/分を記録してしまいました。
脈拍が100回/分以下でなければ献血はできないことになっています。
たった1拍の差なのに・・・
その後、深呼吸をしたりして、何度か測り直しましたが、脈拍は上がり続ける一方です。
結局、頻脈という診断になり、その日は成分献血はできませんでした。
折角、午後から仕事を休んだというのに・・・
頻脈の原因は何となく分かっています。
それは「怒り」です。
かなり気が短いほうです。
他人の発言や行動、周囲の不快な出来事に対して、常にイライラしています。
もともと高めの脈拍がさらに高くなり、あっという間に100を超えてしまいます。
問診に向かう途中、三十代くらいの生意気そうな男性がソファにほぼ仰向け状態で寝そべり、その前を通れないほど両足を前方に投げ出していました。
その姿を見た途端、怒りに火が着きました。
普段の私だったら、その足をハンマーブーツで踏み潰して前を通るところですが、献身的な人の集まる献血センターでそんなことはできません。
怒りを抑えているうちに、心拍数が上がってしまったようです。
心拍数が高くて献血ができなかったのは、これで2回目です。
確か、前回もおそらく似たような状況だったと思います。
2日後の水曜日に再チャレンジすべく、早速その日のうちに予約を入れました。
そして、水曜日
仕事帰りに再チャレンジしました。
今日は献血センターには生意気そうな人間はいません。
善良な人ばかりのようです。
しかし、最近、私の怒りが頂点に達するような出来事がありました。
まだ、その怒りがまだ収まっていません。
献血を延期しようかとも思いましたが、仕事等の関係でしばらくは献血ができません。
気持ちを沈めるため、なるだけ無心になろうとしますが、今回も駄目だったらどうしようなど、余計な考えばかり頭に浮かんできます。
医師の問診の間、緊張が少しずつ高まるのを感じます。
今回も無理か・・・
結論から言うと、成分献血はできました。
脈拍は・・・
知っていますが言えません。
一昨日とは違う医師でした。
献血ができたということは、おそらく大丈夫だという医師の判断だったのでしょう。
今日の献血で197回に達しました。
200回まであと3回です。
当初の予定では今月中に200回を達成する予定でしたが、ヘモグロビンや脈拍の関係で献血を断られたり、帯状疱疹に罹ったりしたため、達成できませんでした。
若干延びましたが、このペースだと5月末にはどうにか200回を達成できそうです。
さあ、ラストスパートです。
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- 出版社/メーカー: カドヤ(KADOYA)
- メディア: Automotive