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難病のこと [その他]

「難病のこと」


55年間生きてきた中で、昨年は人生で最も不運に見舞われた、最悪の一年でした。

あらゆる災厄に何度となく襲われました。

その一つが、昨年末に見つかった肺の病気です。


病名は「特発性間質性肺炎」

肺が硬質化、収縮化する病気です。

粉塵が発生する場所で発症しやすい他、膠原病と関連して発症することもあるようです。


10年以上前から、会社の健康診断や5年置きに受けている人間ドックのレントゲン検査で肺に影があることが指摘されていました。

CT等の再検査でも病名、原因が分からず、肺炎等の古い病気の痕だろうということで、毎年、それで終わっていました。

昨年夏に人間ドックを受け、また同じレントゲン検査の結果だったため、呼吸器科の診療所でCT検査を受けました。

古い病気の痕の可能性が高いが、これほどの痕となると半月ほど入院を要する病気とのことが、全く心当たりがありません。

詳しく調べたほうがいいということになり、呼吸器科に定評のある病院への紹介状を書いてもらいました。

昨年11月にその病院で、尿検査、血液検査、肺活量、レントゲン検査等を受けた結果が、冒頭の「特発性間質性肺炎」という診断結果でした。

粉塵が多い場所で生活したり、膠原病が原因で発症するそうですが、いずれにも当てはまらないため、原因不明という意味の「特発性」が頭に付いています。

難病に指定されており、今後、症状が悪くなっていけば、難病の認定を受けることになるでしょう。

現在、病気の進行状況を調べるため、3ヶ月置きにCT検査を受けています。


医師の話しでは、肺機能が77歳程度まで低下しているとのこと。

最近、数十メートル走ったり、階段を1階上がっただけで息切れしていたので、何だかおかしいと感じていました。

77歳程度の肺機能という医師の説明に妙に納得です。(笑)

いずれ、キャリーカーに酸素ボンベを積んで外出することになるのでしょうが、長時間や長距離を歩くようにして肺を鍛え、症状が悪くならないように努めているところです。

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