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構造変更等検査(事前準備・書類等) [自動車]

「構造変更等検査(事前準備・書類等)」


自動車の構造変更はほとんどの人には関係なく、関係あったとしても個人で申請する人はまずいないでしょう。

今回、個人で愛車の構造変更等検査を申請、受検したので、備忘録代わりにまとめることにします。


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愛車の平成5年式スカイライン(HCR32)の車検有効期限は10月26日です。

フロントはD-MAXのワイドフェンダー、リアはDspeedのオーバーフェンダーを装着しており、車幅は5ナンバーのサイズ(1,700mm以下)を確実に超えています。

また、ドアミラーは可倒式ではないBOMEXのエアロミラー、触媒はSARDのスポーツ触媒(メタルキャタライザー)等、かなり手を加えており、車検のために元に戻すのは大変です。

残りの車検を切って(捨てて)、構造変更等検査を受けることにしました。


車検を切るとはいえ、出来る限り現在の車検有効期限を無駄なく使いたいものです。

しかし、車検有効期限ギリギリまで待って構造変更等検査を受検して不合格となった場合、車検有効期限も切れてしまい、身動きが出来なくなる可能性があります。

構造変更等検査が不合格だった場合、2週間以内であれば、不合格の箇所のみを再受検することができます。

そういったことを考慮し、車検有効期限の約2週間前、10月9日に受検することを決め、国土交通省の検査予約システム(https://www.yoyaku.naltec.go.jp/pc/reservationTop.do)から検査の予約をしました。

システムでは検査日の2週間前から予約が可能です。

時間帯は午前の一番早いラウンドにしました。(8:45〜受付、9:00〜検査)

何故かというと、検査で不合格になった場合でも、不合格の内容次第ではその日のうちに再検査を受けることが可能です。

また、同日内の再検査であれば、再度、手数料を支払う必要がないからです。


今回、検査に合格した場合、5ナンバーから3ナンバーに変わります。

愛車の型式の数字の部分(32)をナンバーの番号にしたかったため、希望番号申込サービス(https://www.kibou-number.jp/html/GCAA0101.html)から希望番号の申し込みを行いました。

希望した番号は一般希望番号のため、申し込み後に手数料(4,100円)を支払ってから概ね1週間程度で予約済証が交付可能となります。

抽選対象希望番号になると更に日数が掛かるので、検査日に間に合わないケースがあるので注意が必要です。

私の場合、検査日を申し込んだ日に希望番号の申し込みも行いました。

申し込みの翌日には手数料も支払い、検査日の4日前に予約済証の交付が可能になりました。

予約済証は検査当日に標板協会で受け取ります。

3ナンバーで希望番号を申し込んでいるため、標板協会から本当に3ナンバーで間違いないか、確認の電話がありました。

親切です。


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次は書類の準備です。

国土交通省の構造変更等に関するサイト(https://www.mlit.go.jp/jidosha/kensatoroku/kensa/kns05.htm)に必要な書類等の説明があり、申請書等をダウンロードすることができます。

検査に必要な書類は次のとおりです。


1 自動車検査証

2 自動車検査表

3 点検整備記録簿

4 自動車損害賠償責任保険(共済)証明書

5 申請書(第1号様式)

6 手数料納付書

7 自動車重量税納付書

8 自動車税納税証明書

9 その他(現金7万円程度、認印、工具類(ナンバーの取り外し等に必要))


2の自動車検査表は受検日に陸運支局で発行されます。

3の点検整備記録簿は次のサイト(https://annai-center.com/pdf/kirokubo.pdf)から入手し、過去の点検整備記録簿を参考に自分で記入しました。

原則、点検整備は使用者が行うことになっており、それが出来ない場合に自動車整備士が代行できることになっています。

ある程度、車に関する知識があれば、使用者自身による点検整備でも何ら問題ありません。

前回の車検時からの走行距離によっては点検整備を省略できる項目もあります。

記録簿に単にチェックマークだけ付けていくのではなく、ブレーキパッドの残量、タイヤの残り溝、タイヤの空気圧等は具体的に数字を記入し、オイル交換や消耗品の交換があれば内容を備考欄に記載しておくと、検査官の心証も良いかと思います。

4の自動車損害賠償責任保険(共済)証明書はとりあえず現在までの証明書を準備しました。

別の愛車のユーザー車検では、近くの保険代理店でこの先24ヵ月分の保険料を支払って証明書を準備していましたが、今回は検査合格後に新しいナンバーが交付されるため、現時点では納付する必要がありません。

検査に合格後、陸運協会で新しいナンバーで保険料を支払います。

5の申請書(第1号様式)はダウンロードしたものの、とりあえず書き方が分からなかったため、所有者及び使用者の住所と氏名欄の記入、押印だけしておきました。

国土交通省や他のサイトでは第2号様式も必要と書かれていることが多いため、第2号様式もダウンロードして準備していましたが、申請時に第2号様式は不要との説明があり、申請の際には第1号様式のみ提出しました。

なお、申請書は運輸支局にも置いてあるので、検査当日に入手可能です。

6の手数料納付書、7の自動車重量税納付書は陸運協会に置いてあるので、検査当日に入手します。

8の自動車税納税証明書は納税通知書で納めるとそれに付いています。

未納であれば、検査までに自動車税事務所で納付し、納税証明書の交付を受ける必要があります。


事前準備、書類関係については概ね上記のとおりです。

次回は、改造箇所の受検対策です。

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